お肌の味方!人気の成分ナイアシンアミドって?

お肌の味方!人気の成分ナイアシンアミドって?

スキンケアの成分でよく見かける【ナイアシンアミド】の美肌効果を紹介!

人気の成分の理由を解説いたします!

ナイアシンアミドとは

ナイアシンアミドは、ビタミン B3と呼ばれるビタミンB群の一種。ニコチン酸アミドとも呼ばれています。水に溶けやすい水溶性の性質を持ち、化粧水や美容液などさまざまなタイプの化粧品に配合されている成分です。

ナイアシンアミドはタラコやカツオ、キノコ類などに多く含まれ、食べ物からも摂取できるほか、体内でも必須アミノ酸のトリプトファンから合成されます。皮膚や粘膜をすこやかに保ち、血行促進作用などの健康効果が期待できます。

 Contents

  • DNA修復の促進
  • 抗酸化作用
  • メラニン生成の抑制で美白・シミ予防
  • 様々な肌トラブルの抑制
  • シワやたるみの改善
  • 高い保湿力
  • 肌の色むら改善
DNA修復の促進
ナイアシンアミドは、紫外線ダメージによるDNA損傷の修復を促進するため(※)、健康的な肌を維持することができます。
抗酸化作用
「ナイアシンアミド」は、酸化防止剤として活性酸素の生成を除去する効果があります。このことにより、細胞へのダメージを軽減させ、健康的な肌を保ちます。ナイアシンアミド」は活性酸素によるダメージを抑制し、DNAの修復を促進するため、紫外線ダメージをダブルブロックすることができると考えられます。
メラニン生成の抑制
ナイアシンアミド」メラノソームがメラノサイトからケラチノサイトへと移動するプロセスを抑制するため、メラニンの生成を抑制することができます。
また、「ナイアシンアミド」には活性酸素を除去する効果もありますので、メラニンの生成をダブルで抑制することが期待できます。
そのため美白効果も高く、シミを予防しくすみのない透明感のある肌に導きます。
注目ポイント:ナイアシンアミドは、厚生労働省が認可した美白成分(※)と言われています。
(※)シミの元となるメラニンの生成を抑えることで、シミやそばかすを防ぐ成分のことを示します。
様々な肌トラブルの抑制
ーナイアシンアミドの肌荒れに対する効果ー
①穏やかな角質溶解作用、皮脂分泌の正常化により、毛穴のつまりを軽減し様々な肌トラブルを改善
②適切な水分量を保ち、ニキビを予防
③抗炎症作用により肌の赤みや乾燥といった炎症の諸状を軽減
④セラミドや脂肪酸の生成促進により、水分喪失を阻止肌のバリア機能をサポートするため、外からの刺激に敏感になっている、いわゆる敏感肌にも使えます。前述の通りニキビ予防やうるおいアップにも効果的なので、オイリー肌・乾燥肌など、どのような肌質でも、また年齢を問わずに使えるのも魅力です。
皮脂を抑制し、テカリをコントロールする効果もあります。
皮脂による肌あれが気になる肌はもちろん、乾燥によって過剰な皮脂分泌の気になるインナードライの肌にも、おススメの有効成分と言えるでしょう。

シワやたるみの改善
シワやたるみが起きる原因のひとつは、肌の奥(真皮)にあるコラーゲンの減少です。ナイアシンアミドはコラーゲンの生成を促進する働きを持つため、シワの改善にも効果を発揮します。なお、ナイアシンアミドは2018年に「シワ改善有効成分」として日本の厚生労働省に承認されています。
高い保湿力
ナイアシンアミドは、保湿効果にも優れています。セラミドなどの細胞間脂質の産生を促し、角質層をセラミドが隙間なく満たすことで、紫外線や大気中微粒子などの外的刺激をはね返すバリア機能が働きます。セラミドが不足すると、角層の水分が蒸発しやすくなり、肌は乾燥状態に。肌のバリア機能も低下して、外部からの刺激を受けやすくなるため、肌あれを起こしやすくなります。

ナイアシンアミドにより、セラミドが合成されることで、肌バリア機能も強化します。バリア機能が正常に働いている肌は、肌が水分を保つ力も高まり、乾燥しにくく、肌あれの予防にもつながります。

角質層のバリア機能をサポートする働きをしてくれるナイアシンアミドは、乾燥や外的刺激から肌を守ってくれる成分と言えます。

 

肌の色むら改善

ナイアシンアミドには血管拡張作用があり、皮膚が薄い箇所の血流を改善することにより、青くまなどの色むらを改善する効果があります。また、抗糖化作用により、黄ぐすみにも効果があります。このように、様々な肌の色むらに対してナイアシンアミドは効果を発揮し、均一なトーンの肌に整えます。

 

スキンケアにナイアシンアミドを取り入れてみましょう

ナイアシンアミドは刺激が少なく、朝と夜どちらに使っても問題ありません。 1日1回の使用でもいいですが、朝と夜の1日2回使用する方がより高い効果を期待できます。 ナイアシンアミドは日焼けによるダメージからお肌を守る作用もあるので、夜だけでなく朝のスキンケアにも取り入れると良いでしょう。

また、シワ改善に効くレチノールや、美白に効くビタミンC誘導体などと比べて、肌への刺激が少ない※という特徴もあります。

※すべての方に刺激がないわけではありません

多くのスキンケア製品に配合されているナイアシンアミド。 敏感肌の方にも取り入れやすく、とても優秀で試しやすい成分です。
ナイアシンアミドをまずは肌のターンオーバーに合わせて1カ月スキンケアに取り入れてみて美肌を目指しましょう♡
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